面積：

101.25㎡

ただでさえ魅力の多い岡崎エリアにこんな素敵な場所があったとは！と驚きつつもワクワクしながら紅葉シーズンの観光客を傍目にこっそりと楽しんできました。

場所は平安神宮から東に200ｍほどの場所で、通りから砂利道を入っていくとどこかスピリチャルな空気感の漂う一帯があり、その中の2連棟の片方が該当物件です。現在空き家になっていることもあり周りの区画よりも一層と草木が茂っていて、蔦の絡まる門をくぐると大正後期に建てられた町家が現れます。

建物は大部分が当初の風合いをしっかり残しつつ水周りをメインに改装されているので隙間風や虫などが苦手でなければ快適に過ごせそうです。何より表と裏にそれぞれ程よいサイズの庭があるのでこの立地で緑に包まれながらまるでジブリの世界にいるような暮らしを手に入れることが出来そうです。ただその草木に対する日常的なメンテナンスに要する時間と労力に対する覚悟はセットで付いてくるので、その点も含めイメージしていただければ。

あと町家にはつきものですが、本物件は更に周囲が茂っている分、2階に比べれば1階は少しうす暗く感じると思います。ただ窓を開ければ風が気持ち良く、暖かい時期の昼下がりには葉ずれの音に耳を傾けながら転寝をしたり、木漏れ日の下で仲間と焼き芋を焼きながらグダグダ話したり、木々に囲まれほど良いプライベート感が保たれた世界を目一杯楽しんでもらいたいです。

お向いにはキッズ向けの英会話教室や台湾茶の茶会店があり、多様な方がこの街中のオアシスのような場所に暮らしている様ですよ。暮らしのイメージに合う方は是非現地で感じてみてください。恐らく期待を裏切らないはず。