面積：

165.32㎡（建物）
1,111.66㎡（敷地）

「挑戦者求む！」

みんなの憧れ田舎暮らし。目の前の畑で食べる分を育てたり、大型犬を庭で放し飼いしたり。夢が膨らみますよね。テレワークが市民権を得てきて、家をそこそこの郊外に移す方も増えてると聞きます。京都で言ったら岩倉はそんな絶妙なエリアにあるのではないでしょうか。

そんな岩倉に位置する今回の物件はとにかく全部盛り。南北を田んぼに囲まれ東には山。緑に包まれた開けた敷地には、大きな大きな農家作りの母家に、二階建てで人が住めるくらいの納屋、大事な物保管できる蔵に、木造二階建ての下宿アパートまで。鳥小屋や道具小屋などいろんなおまけもついてます。それぞれは構造的には全く問題ないですが、内装に関してはいささか老朽化が進んでいるのですべて改修が必要です。母屋は30センチ近い大黒柱で組まれた堅牢な構造で、軒の垂木も整然としてることからほぼ歪みはないかと思います。古い家は先ずコストをかけて構造補強が必須の場合が多いですが、骨組みがしっかりしてるのは安心ポイント高いですね。玄関入ってすぐの土間はエントランスと水回りエリア含めたら30畳はあるんじゃないかというぐらい。ひとまとめにして大きなアイランドキッチン置いても楽しそうです。室内は典型的な民家の作りで田の字に縁側がついているプラン。襖外せばここも大空間になりますしフローリングで大きなリビングにしても。なんでも受け入れてくれる広さなので、夢広がるばかり。

隣接する納屋も改修が必要です。思い切って一階は壁取って柱だけにして裏の山が見える感じにしても面白そう。アパートは近隣の芸大生狙ってアトリエ仕様にしてしまうのがよさそうです。室内半分は解体して吹抜け仕様にしてしまうとか。これだけおっきいと需要もありそうです。せっかくあるのだからつぶしてしまうのはもったいないですもんね。そんな建物群に広大な山もついてきます。地図で見える山のほぼ四分の一が敷地です。山が広大すぎて庭付き一戸建てならぬ一戸建て付き山と呼ぶのがふさわしいのではと思えるくらい。あ、もちろん小さいながら畑もついてきますので、夢の家庭菜園もばっちりカバーできています。

最後に注意点として。備考欄にも記載している通り、接道条件を満たしていないのでこの物件は再建築不可ということになります。建物も母屋、納屋、蔵、アパートの4棟があります。庭や山含めて手を入れてきちんと住めるように整備するには業者さんに頼めば購入価格と同額ぐらいのボリュームになりそうです。

街中の密集したエリアには無い山付きの広大な今回の物件。覚悟をもってお付き合いできる方お待ちしております。