賃料：

12万円

面積：

55㎡

今回ご紹介するお部屋は、素敵なパリのアパルトマン、、、ではなく京都のマンションの一室です。玄関を開けたところから、完成度の高いときめき空間が迎えてくれます。

場所は堀川今出川を北に上がり、堀川沿いに高層マンションが並んでいる一角。道路とは反対側に部屋が位置してるのでとても静かです。アンティーク好きの家主さんが長年集めたこだわりの逸品たちが、そこかしこに使用されています。マンションのノーマルなものは徹底的に排除してアパルトマンのような現地感を再現。窓も手前に壁をおこして鉄格子と扉をつけて、リアルな風情が醸し出されています。

部屋のレイアウトとしては、手前から客間、リビング、寝室、インナーバルコニーといった感じ。奥に行くほどプライベート空間になっていきます。一番奥のインナーバルコニーは窓の外には金木星と紅葉の大木があり、マンションに囲まれてはいますが、緑望める穏やかな空気感。下は駐輪場、上は部屋が無いというところに位置してるので、マンション特有の隣接問題もなくほんとに静かに過ごすことができます。

この造りのおかげで奥の廊下にはトップライトがあるのも見逃せません。ライトをつけなくても奥が明るいのは、部屋の印象が良くなるとても大事な要素だったりします。エレガントなベッドフレームが置いてある寝室は少し変形なので、置くベッドサイズは限られそう。要確認です。そんな寝室とリビングの間には読書カウンターと室内窓が。狭い寝室ながら視線が抜けているので、気にならない良い作りですね。

客間脇にはキッチンや水回りが位置しています。キッチンはとてもコンパクト。ガスコンロは1口、シンクも小型ですが、吊り棚など作り付け収納は充実。使いこなせば充分に料理も楽しめることでしょう。レイアウト上、冷蔵庫はダイニング部分に迫り出します。

パリに滞在してるような、そんな胸がときめく内装物件。基本的には居住用となりますが、事務所兼住居などは応相談できます。

いくつか注意点もお伝えしますね。床はフローリングですが、ラフな仕上げとなっているので不陸を感じます。スリッパは必須かなと思われます。また遮音と断熱に効果的なインナーサッシは、その分開け閉めに一手間かかります。またマンションの窓はすりガラスになっているので、抜け感がある、というよりは籠る感じに近いですね。またバルコニーはインナーバルコニーです。

ある意味住み手を選ぶかもしれませんが、こだわりきっている空間であることは確か。是非一度ご検討ください。