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成熟の情緒 |
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これぞ「ザ・ KYOTO」と呼びたくなるほど近くには高台寺、法観寺 (八坂の塔) 、八坂神社と名だたる観光地が点在し、その真ん中あたりで下河原通と高台寺通を結ぶ石塀小路は、明治末期から大正時代にかけて形成され、現在も石畳と立派な石塀や木塀で囲われ素敵が溢れ出ていてどこを切り取っても画になります。 くねくねと折れ曲がるこの小路には料亭や旅館等が並び、その中で長年BARとして、その後は喫茶を営んでいた今回の物件。ずっと生活されていたこともあり、建物は全体的に保存状態が良く表面的な改装さえすれば、そのままでも利用できそうな印象です。 小路がちょうど折れ曲がったところから門をくぐると、玄関と勝手口が並んであります。玄関からすぐの店舗部分だったカーペット敷きの洋間にはバーカウンターがそのまま残り何ともムーディーで、更には大きく開いた開口部に前庭がはまり込み、営業していた頃のイメージが頭に浮かんできます。 階段を挟んで奥には和室が二間あり、どちらも裏庭に面していて、特に掘りごたつのある奥の方は私的な客人をもてなすには絶妙の空間と空気感で、写真にあるよう陽だまりの出来る時間に限らず、夜が更ければまた違った良さがきっと味わえるはず。 そして過去には2階にも来客があったのかと想像してしまう一般のお宅では見かけない様な余裕のある階段をあがると、東西に独立して和室が二間という構成になってます。シンプルで大きな床の間のある東側は南にも開口部が設けられていて、周辺の雑音は気にならない範囲なのでなるべく風を感じながら過ごしたいところ。あと、緩く勾配があるおかげで西方面は連なる瓦屋根を若干見下ろせる位置関係になっていて、バルコニーに出ればスカッと空が広がります。 兎に角、この小路に限らずほんの少し周辺を歩くだけでも、ついついシャッターに手をかけてしまうほど絵にかいた様な「京都」を凝縮したエリアです。もちろん観光客が多く行き来してますが、現地で観察していると本物件のある石塀小路には然程人が流れて行かない様子でした。 静かな小路で密かに心が弾むようなたまらない空気感を是非一度現地で体感ください。 |
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入口は格子戸と板戸の2重 |
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ここが玄関横の店舗だった部屋 |
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庭の手入れは必須 |
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>>大きな地図で見る  |
価格 | 建物面積 | 94.21㎡ | |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 京都市東山区下河原通高台寺門前下河原町 | ||
交通 | 京阪本線「祇園四条」駅 徒歩12分 | ||
建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
築年 | 土地権利 | 所有権 | |
敷地面積 | 145.81㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 商業地域 | 建蔽率/容積率 | 80%/400% |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 電気/都市ガス/上下水道 | ||
備考 | ペット可/地目:宅地/私道負担:無/現況:空室/引渡時期:相談/築年不詳/建物面積(公簿):1F 64.79㎡ 2F 29.42㎡ 延 94.21㎡/増築未登記部分有(1F東側 約14㎡、1F西側 約15㎡)/接道状況:東側 公道 幅員約2.7m~約3.1mに約1.9m 面す/12m第四種高度地区/伝統的建造物群保存地域(産寧坂地区)/歴史遺産型美観地区 一般地区/近景デザイン保全区域(19-1)(20)/遠景デザイン保全区域(11)(49)/事前協議区域(19-1)(20)/屋外広告物等特別規制地区(石塀小路)/居住誘導区域/再建築不可//庭付き/住居兼事務所可 | ||
情報修正日時 | 2022年9月26日 | 情報更新予定日 | 2025年5月26日 |