住宅 | ||||||||||||
愛でるロマン |
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山が近いからなのか、琵琶湖疎水からマイナスイオンが発生しているのか、いつ訪れてもやけに清々しい独特の空気感の鹿ケ谷界隈。 今回の物件は鹿ケ谷通から1本東にある未舗装の私道に面した2連棟。車や観光客が通り抜けたりしないようにできれば今後も舗装しない方が良いねと住民間でのお話もあったりとか。その効果もあり人が行き来する通りよりも一層穏やかなムードが漂っているのも嬉しいポイント。 実はこの物件、レトロ物件好きのオーナーさんがおばあ様から引き継ぎ業者さんの手を借りつつも自身でコツコツと手を加えてこられ、この度遂に賃貸募集できる状態になりました。なので築古の良い面悪い面を理解し大切に使ってくれる方に是非住んでもらいたいというのが一番の希望であり条件です。 建物は当初流行っていたという町家の一部を洋風にし応接室として活用していたスタイル。そのため外から訪問者が直接出来りできるように玄関とは別の扉が存在します。ただ、現在開かずの扉になっていて開いた状態は見たことが無いとオーナーさん。床は新建材でやり替えてありますが、他はオリジナルに近い状態で残してあるので、この部屋にエアコン設置はNGです。隙間風は避けれないかと思いますが、ホールを挟んだ奥の居間とを間仕切る格子状の古建具にはガラスがはめてあるのである程度は防げそうです。 もし1階の居間がリビングとして狭いと感じる場合は、増築された2階西側の部屋がゆったりした空間になっているので、食事は1階で済ます等、使い勝手については現地で体感いただければ。また漆喰・聚楽・珪藻土・クロスと部分的に異なる様々な仕様の壁面は、パリッと完璧に仕上がった内装よりも肩の力が抜けて自然体で過ごすことができそう。あと2階は東西共に開口部がとても多いので、良い季節が来ればば目一杯開放して風を通してみてください。 紅葉も間もなく終わり完全に冬の到来ですが、このお宅を大切に愛でながら新緑と桜で周辺が溢れる春を迎えたいって方は是非。 |
当初は応接間として利用されていた場所で、格式の高いとされる格天井が残してあります |
正面にあるドアは開かずの扉 |
ここは1段下がってます |
玄関土間には自転車やベビーカーも置いておけそう |
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建物面積 | 79㎡ | ||
所在地 | 京都市左京区鹿ヶ谷上宮ノ前町 | ||
交通 | 京都市バス「宮ノ前町」停 徒歩2分 京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅 徒歩18分 |
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建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
築年 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 電気/都市ガス/上下水道/給湯/エアコン2基は残置物扱い(設備外)/ |