賃料：

22万円

面積：

91.56㎡

※2024年5月末の退去予定のため、内覧は6月～可能です。

生垣に包まれる数寄屋門。狭いながらも気の利いた庭に手水鉢。古いながらも良く使い込まれた室内の木材たち。住む方の愛情なくばここまで手沢を帯びた質の高い古き佇まいは生まれないでしょう。。

場所はお茶の総本山大徳寺のおひざ元。孤篷庵のすぐ傍に位置しています。玄関を出ればすぐに大徳寺の境内を感じれる石畳。お茶に覚えのある方にとっては夢のような環境です。

建物のプランとしては、お客様を招く前提の構成。南北を廊下で隔て、南側には庭を望む部屋を配置。茶室使いができる部屋には待合の和室と廊下からアプローチでき、客人がトイレのみ行ける動線を確保。キッチンから和室への配膳もしやすそうです。2階にも4部屋あるため居住エリアは2階に上げて1階は仕事と趣味、来客の為の空間などといった贅沢な使い方もできそうですね。

1階奥の和室は茶室使いもできるように天井にはヒル釘が、畳には炉が切ってあります。控えの間も横にあるし、水屋倉庫使いできる洋室も隣に完備。想像が膨らみますね。お庭は広いですが、年に1回オーナー様負担で庭木の剪定がありますので、日々の掃き掃除程度で済みそうです。

こういった古い日本家屋が賃貸に出る場合は、床が傾いていたり、建具の動きがすこぶる悪かったり。。すべて和室で現代的な使い方に噛み合わなかったりと妥協すべき点が多い場合がほとんどです。今回の物件は適度に洋室もあり、現代的に程よくアップデート。普段は洋室だけれど和の趣味をお持ちだったり、寝るときは和室で布団がいいよな～という方には良さそうです。

注意点としては、丁寧に住まれていましたので、残置物としてエアコンも年代物がきれいに残っています。パワーが足りないと感じた場合は借主で入替が必要となります。また、シャッター付きの駐車場が1台分ついていますが、シャッター高さが低く（1.8m）また奥行もそこまで深くはないので確認が必要です。

堪らなく美しい、愛情あふれる日本家屋にようこそ。