面積：

46.86㎡

何度もご紹介している、京都を代表するビンテージマンションに空きが出ました。場所は琵琶湖疎水のほとり、平安神宮や美術館、府立図書館が並ぶ文化エリア、岡崎。ドイツ壁に緑の瓦、バルコニーのアイアン柵は曲線を描き、手入れが行き届いた植栽と相まって異国情緒が溢れています。室内も、外観からの期待を裏切らない落ち着いた雰囲気を保ち続けています。玄関は重厚感のある焦げ茶色。角が丸みを帯びた靴箱は私の一番のお気に入りです。なんて完璧なシルエットなんでしょう。上にキーケーストレーや観葉植物を置いてみようか、なんて想像は膨らみます。廊下を進むとダイニングキッチンと、部屋が2つ。バルコニーからはA棟のドイツ壁と木々の緑、疎水も少し見ることができます。ダイニングは二人掛けのテーブルを置けるくらいの広さです。隣の部屋とつなげて開放感を出すのもよさそう。水回りも、今では出せないレトロな趣が上手に残されています。

平安神宮、岡崎公園、琵琶湖疎水と、春には桜が満開になるこのエリア。毎月開催される平安蚤の市を覗きに行ったり、美術館や図書館に出向いたり、お散歩が楽しいこと間違いなし。ちょっと南に下がれば老舗のお漬物屋さんにモダンな和菓子屋さん、おしゃれなカフェのある通りに出ますし、北には京都で話題の飲食店が集まる通りがすぐそこに。屋上から、五山の送り火のうちの3つが見えるのもうれしいポイントです。日々の暮らしがちょっと素敵になる予感がしませんか。