価格：

4,280万円 (税込)

面積：

54.54㎡（建物）
86.28㎡（敷地）

どこに居ても空間の広がりを感じ、降り注ぐ自然光と抜けて行く風。設計士さんをはじめ、各職人さんのこだわりがギュギュっと詰まった、とにかく居心地が良い連棟町屋。

場所は京都市中心部から30～40分ほど車を走らせた滋賀県大津市。JRの駅で言うと京都駅から3つ目の膳所駅が最寄りになります。琵琶湖から歩いて3分ほどの住宅地にあり、西暦650年に創祀されたといわれる歴史深い神社の境内に隣接してます。古地図によるとその昔は本物件も境内の一部だったのだとか。

通りから見ると何かの店が出来たのか？と勘違いしてしまうほど贅沢にとられた玄関土間。玄関土間というよりこの土間スペースは事務所や簡単な物販ならすぐに始める事が出来そうな広さで、商売をしなくてもラグを敷いてセカンドリビングにしたり、大切な自転車やバイクを入れておけば室内からも眺める事が出来ます。

そこから続くリビングは余計なものは無くし、潔いスッキリとした間取。先述の土間と中庭を向いた大きな木建具は出来るだけフレームが視界に入らない様に工夫されていているので、より一層スッキリ感が増し空間に広がりを感じます。更には吹抜け部分にも採光窓を新設し暗くなりがちな室内中央部分にも自然光が届くような設計になっていて、太陽の動きに合わせて自分の好きな居場所が作れそうな気がしてます。

そして中庭を傍目に渡り廊下を進めば和室が独立してあります。窓際に座布団を敷いてお茶でも飲みながら庭を眺めるちょっとした時間が、もしかすると人生を豊かにしてくれるかも知れません。

2階には元々続き間だった和室2部屋を大きな収納を挟んで和室と洋室に。こちらも独立しているので使い勝手がすごく良いです。何より洋室の横長に切り取られた開口部には隣接する神社の木々がまるで絵画の様にはまり込みます。季節の移ろいを感じながらこの窓辺でデスクワーク。ってのも集中できそうで気になる居場所のひとつ。

ちなみに毎週金曜日には神社の境内にて雅楽の練習が行われているらしいので、タイミングがあえば耳を澄ましてみてはいかがでしょう。

是非。