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蹴上、山手で異国情緒。 |
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山手というと、異人館や旧居留地を思い浮かべてしまうのはなぜでしょう。神戸、横浜と例に漏れず山手は異国情緒の香りが漂うことが多いです。京都で一番異国の香り高いのは九条山界隈でしょう。仏のアーティストインレジデンス施設のヴィラ九条山をメインに、海外の方の別荘が目立ちます。そんな一角の古民家のご紹介です。 改めて、場所は東山。三条通を山手に向かい峠手前の蹴上に位置してます。三条通から山手に上る急坂を上がれば九条山の住宅街が静かに広がっています。住宅街の中でも比較的斜面地寄りなので、二階の窓を開け放てばカーテン不要の緑一面世界。二階南西角部屋は特に角二面窓構成なので蹴上や将軍塚方面の山々が一望できます。街中ながら、視界を家に邪魔されずに山々の緑を満喫できる贅沢は筆舌に尽くし難い贅沢かと。 建物の構成としては、典型的な日本家屋のつくりです。眺めのいい南の庭側には縁側が広がっており、中央には和室が二間。押入や廊下を介して北側には台所やトイレなどの水回りが配置されています。ちょっと広いので廊下で回遊できるのも良いですね。玄関脇には洋間も配置されており、昭和初期の洋館付き住宅の典型プランですね。竣工当初は相当ハイカラな佇まいだったのだと想像できます。 玄関間から階段を上がると続きの和室が二間。ここがとても眺めがいいのできちんと改修して大きく窓を取りたいところです。ちょっと変わっているのは小屋裏収納。階段踊り場から入れるのですが、台所とつながっておりマルチな使い方ができます。建具を取り払えば吹き抜けのような仕様となるので、面白い改装ができそうでワクワクしてしまいます。 懸念事項としては、敷地の一部が土砂災害警戒区域に指定されていること。造成工事をしないと車が停めれないこと。南道路際のブロック擁壁が傾いていること。があげられます。立地としては車は必須かなと思いますので、南の法面植栽を整理して補強擁壁を立て、車が停めれる工事は必須かなと思います。法面植栽の大きく伸びている杉を切れば大きく視界が開けるので、一石二鳥と考え頑張りたいところです。 工事費用を考えると、それなりの価格帯となってしまうところが悩ましいですが、市内にほど近いエリアでの山手のこの景色。想像できて頭から離れなくなった方に是非。 |
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| 2階南側和室全景。ここは是非メインの寝室に。畳の低い視線で見上げれば、山と空しか見えません。至福 |
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| 2階南和室から西を望む。2階建て隣家の屋根は御覧の通りの高さ。その奥は斜面で蹴上の三条通と続いています。山の上なので道路の喧騒は皆無。静かに過ごせます |
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| 1階南和室全景。2面縁側越しに緑が広がるのでここも心地よい空間となるでしょう |
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| 1階和室南東側庭を見る。車を停めるのであれば木塀のあたりまで法面後退させて擁壁を作る必要があります |
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| >>大きな地図で見る  |
| 価格 | 3,300万円 | 建物面積 | 110.10㎡ |
| 管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
| 所在地 | 京都市山科区日ノ岡夷谷町21-9 | ||
| 交通 | 京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅 徒歩13分 | ||
| 建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
| 築年 | 築年不詳 | 土地権利 | 所有権 |
| 敷地面積 | 435.13㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
| 用途地域 | 第一種低層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 30%/50% |
| その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
| 設備 | 電気/上下水道/ | ||
| 備考 | 地目:宅地/私道負担:無し/現況:空室/引渡時期:相談/接道状況:南東側私道幅員約2.7mに約19m接道、南西側私道幅員約1.5mに約23.8m接道/再建築時セットバック要:約13㎡/土砂災害警戒区域/売主の契約不適合責任免責/10m高度地区/風致地区第2種地域//庭付き/住居兼事務所可 | ||
| 情報修正日時 | 2025年11月18日 | 情報更新予定日 | 2025年12月3日 |
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